内科を経験した後に転職を希望した場合、転職先をすぐに見つけることは難しいのでしょうか。
内科病棟の経験は、多種多様な場面で活用できるので、転職に有利です。
そのため、転職することは難しくありません。

内科の対象になる疾患には、さまざまなものがあります。
その疾患を見極めるには、患者の訴えを聞くこと、また検査データや症状をしっかり見ることが大切です。
もちろん診断を決めるのは医師ですが、内科疾患というのはとても複雑であることから、普段病棟にいる看護師の情報を共有して、患者の疾患を見極めていくこともあります。
そのため、患者をサポートする医療チームの一員として活躍できます。
患者の訴えを聞くことは、看護師として初歩的なことです。
何より患者の気持ちに寄り添い話を聞くことは、人間関係や信頼関係を作るためには欠かすことができない技術の一つです。

また、検査データを見てそれを疾患と結び付けるためには、確かな知識が必要です。
内科にいると、その知識をしっかりと身に付けることができます。
そのため、ほかの科に転職をした時にもその知識を応用できるでしょう。

外科系や小児といった特殊な部門に転職する際にも、内科を経験していれば基礎的なことを理解できているので、それに加えて別の科の知識も身に付けることができます。
このように即戦力としてすぐに活躍できることから、内科を経験していると転職に有利です。